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かんてい日記

リフォーム済部分や要取替部分の建物価格査定への反映

2022-02-28
カテゴリ:不動産評価(専門)
注目
筆者は、昨年9月30日に実施した「住宅ファイル還元研修」において、JAREA-HAS(※)を使用できない建物について、JAREA-HAS の考え方を取り入れた価格査定のあり方を提案していました。
※ JAREA-HAS とは、Japan Association of Real Estate Appraisers - House Appraisal Systemの略で、公益社団法人日本不動産鑑定士協会連合会が開発した不動産鑑定士が既存戸建住宅の評価を行う際の支援システム

今般、この考え方に沿って、自社の建物価格査定のひながたの改良を行いました。

ポイントは、
①リフォーム未実施部分とリフォーム済部分に分けて耐用年数の計算をできるようにしたこと
②さらにそれぞれの部分について、取替を必要とする部位については経済的残存耐用年数を0年として価格査定から外し、当該要取替部位の撤去・仮設費等は観察減価法で別途考慮するようにしたこと
です。

新しいひながたの使用は、新年度からになる予定ですが、引き続きトライ&エラーを繰り返しながら建物価格査定の精緻化に取り組んでいく所存です。


有限会社栄鑑定評価
〒963-8861
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