代表者の佐藤は、「ＮＰＯ法人こおりやま空家バンク」の関連法人である「ＮＰＯ法人こおりやま既存住宅流通促進協議会」の一員として、「こおりやま住宅ファイル」への取組みを続けています。

これは、既存住宅について、インスペクション等の調査（いわば、既存住宅の健康診断）によって不具合の有無を客観的に確認し、それをもとに適正な価格査定を行い、可視化が図られた既存住宅を適正価格で市場に流通させようという新しい試みです。

令和４年２月３日・４日の２日間、「ＮＰＯ法人こおりやま既存住宅流通促進協議会」のお客さまから調査の依頼があった物件について、土地・建物の調査を行ないました。1日目は、一級建築士による目視・計測によるインスペクション調査、防蟻会社によるシロアリ調査、不動産鑑定士による価格査定のための物件調査、２日目は、専門技術者による動的耐震診断と給排水設備調査を実施しました。佐藤は、これら一連の調査の実施計画を策定し、調査の段取り、調査当日の差配など事務局的な立場で関与しています。

これから各調査の結果を集約し、それらの調査結果をもとに、不動産鑑定士（佐藤とは別の鑑定士が担当）が適正に価格査定を行い、それらを「こおりやま住宅ファイル」 という一本の成果物に取り纏め、お客さまに報告します。佐藤は、「こおりやま住宅ファイル」 の取り纏め担当になります。

この取り組みにより、これまでの無調査での現況有姿の売買と比較して、対象住宅に関する情報量が圧倒的に増大しますので、売主・買主とも安心感をもった取引が可能になるものと期待されます。

詳しくは、こおりやま空家バンク ・こおりやま既存住宅流通促進協議会 のＨＰに紹介されていますので、興味のある方はアクセスしてみてください。当ホームページの関連リンクから入れます。